愛犬との旅行前に必見! 基本ルール&マナー ペットとの旅行前にチェックしておきたいことのまとめ
いよいよお出かけが楽しくなる時期となってきて、せっかくのお出かけであれば愛犬と一緒に旅行をしたいと考える人も多いのではないでしょうか。愛犬と旅行に行くとなると、事前に様々な準備が必要となります。人間同士とは違い、動物は言葉を話すことができないため、旅行の事前準備がとても大切なのです。どんなトラブルが起きても良いように万全の準備をしておく必要がありますが、一体どのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。
そこで今回は
- 愛犬との旅行の基本的なルールやマナー
- 愛犬とのプランニングについて
- 愛犬との旅行においての持ち物チェック
上記3点を紹介していきます
目次
愛犬との旅行の基本的なルールやマナー
出典:ぱくたそ
まず愛犬との旅行の基本的なルールやマナーについて紹介していきます。ルールやマナーとはいっても、本当に基本的なことばかりではありますが、意外と見落としがちなポイントがある、なんて人もいるかもしれません。
今回紹介するルールやマナーでは
- 基本的なしつけを身に着けておくようにすること
- 証明書類は必ず持参すること
- オムツを着用するなど宿泊先のルールを遵守すること
- 移動中や宿泊中、愛犬をひとりにしないこと
- ゴミは必ず持ち帰ること
これら5つを紹介していきます。
基本的なしつけは身に着けておくようにする
出典:ぱくたそ
みんなで楽しい旅行とはいっても、当然ほかにもたくさんの犬と遭遇することがあるので、基本的なしつけができている方が安心して旅行を楽しむことができます。
基本的なしつけというと、例えば
- おすわり
- 待て
- トイレ
上記の3つができていると、どこに出かけるにしてもお互いにストレスなく外出を楽しむことができます。特におすわりや待てができれば、食事中も静かに待ってもらうことができるので、慌てて食べる必要もありません。
普段と違う環境にいるとなかなか飼い主の指示を聞いてくれないという場合もあります。
しつけは特に飼い主と愛犬の信頼関係を築くものでもあるので、旅行前に慌ててしつけを行うのではなく、日常的に信頼関係を築いていくようにしましょう。
証明書類は必ず持参する
愛犬との旅行をするためには、予防接種や鑑札などの証明書類が必要となって来ます。宿泊先で提出することがあったり、ドッグランで提出することがあったりするので、必ず忘れず持参するようにしましょう。
必要とされる証明書類としては
- ワクチンの予防接種証明書
- 狂犬病予防注射済票
- 鑑札
これら3つが挙げられます。
オムツを着用など宿泊先のルールを遵守する
出典:クレオンノート
宿泊先では、オムツの着用を求められることが多く、基本的にトイレのしつけができていない場合は部屋の中でもオムツを着用している必要があります。また宿泊先によっては一緒にレストランで食事ができたり、一緒のベッドで寝ることができますが、場所によっては一緒のベッドではなくケージの中で寝てもらわなければいけないなど、宿泊先のルールが存在します。宿泊先のルールについては、事前にホームページを確認したり、宿泊先の部屋にルールが記載された冊子が置いてあるので、しっかりと確認をしておくようにしましょう。
移動中や宿泊中、愛犬をひとりにしない
旅行中の移動だったり宿泊中、愛犬をひとりにする行動はやめましょう。 車移動であれば、車内に取り残されてしまったという犬を見かけることもありますが、どんな時期にしても動物にとっては取り残されることは不安につながってしまいますし、極力避けるようにしてください。
宿泊先でもお風呂に入ったりする際も、複数人で旅行に行くのであれば交互に入浴をしたり、脱衣所まで愛犬が入れるのであれば一緒につれていったり、部屋風呂がついているような場所を探すようにすると、愛犬を不安にさせることもありません。
ゴミは必ず持ち帰ること
愛犬との旅行において、ゴミを持ち帰ることは基本中の基本ともいえます。愛犬と一緒に旅行をするとなるとトイレシートだったり、ウンチ袋などのゴミが出てきてしまいます。そういったゴミはできる限り持ち帰るようにしましょう。宿泊先によっては、ウンチ袋用のゴミ箱が設置されている場所もあります。もしもそういったゴミ箱があれば、捨てていくことも可能ですが、間違っても普通のゴミ箱にウンチ袋を捨てて帰るということはないようにしましょう。
愛犬との旅行はプランニングが重要!
出典:PhotoAC
愛犬との旅行において、ある程度のプランニングは大切です。
基本的なプランニングとしては
- 愛犬と同伴可能な宿泊先
- 最適な交通手段
- 休憩スポット
- 愛犬と楽しめる観光地
などを練りこんで事前にある程度どこに行くのか決めておくと、トラブルも少なく楽しい旅行をすることができますよ。
愛犬同伴可な宿泊先を探す
愛犬と旅行するためには、同伴可能な宿泊先を探す必要があります。エリアによっては、愛犬と一緒に泊まれるような宿泊先が固まっていたり、動物に優しい設備が整っていることも多かったり、もしも愛犬と泊まれるような宿泊先を探すのであれば、エリアにこだわってみることもおすすめです。
宿泊先によっては、頭数が限定されていたり、小型犬のみと犬種を限定されている場合もあります。もちろん、宿泊する際に予防接種の証明書類の提示を求められるので、必ず持参して提示するようにしましょう。
最適な交通手段を考えよう
出典:GAHAG
愛犬と旅行をする際は、なるべくストレスがあまりかからないような交通手段を考えましょう。飛行機や電車の場合、動物は手回り品として扱われてしまいます。
主な交通手段として挙げられるのは
- 車:一緒に乗れて同じ景色を楽しめる、体調の変化にいち早く気づくことができる。
- 電車:手回り品として乗車。既定のキャリーバッグに入る必要があり、顔を出すことができない。
- 飛行機:貨物扱いとなり、貨物室に搭乗。夏場は熱中症になりやすく、体調が悪くなっても到着するまで様子を見ることができない。
それぞれメリット・デメリットありますが、目的地への距離に応じて交通手段を考えてみることをおすすめします。
休憩スポットは要チェック!
車で移動する場合、目的地への道中に休憩スポットで休憩をしておくと、お互いに気分転換にもなります。個体によっても違いますが、車酔いをしやすいという愛犬は特に休憩スポットを複数個所チェックしておくようにしましょう。
例えばドッグランがあるようなパーキング・サービスエリアの場合は、愛犬のリフレッシュにも繋がるのと、トイレも兼ねることができるのでおすすめです。この時、トイレの処理は飼い主がしっかりと行うことをお忘れなく!
愛犬と楽しめる観光地は事前に調べておこう
愛犬と旅行するにあたり、どの観光スポットに立ち寄るのか事前に調べておくことが大切です。その理由としては、全てのスポットに愛犬と同伴することができるというわけではないからです。愛犬と同伴可能なスポットは、調べれば出てきますし、宿泊先によってはパンフレットなどが置かれていることも多いので、周辺でおすすめのスポットを巡ってみるのも良いかもしれません。
愛犬との旅行の持ち物チェク
愛犬と旅行の事前準備の中でも大切なことが、持ち物チェックです。今回は持っておくべきアイテムと、持っておくと安心できるアイテムに分けて紹介していきます。持っておくべきアイテムは、愛犬との旅行において必需品でもあるので、これから愛犬との旅行を計画している人はしっかりとチェックしておくようにしましょう。
持っておくべきアイテム
- 混合ワクチンの予防接種証明書
- 狂犬病予防注射済票
- 鑑札
- 使い慣れているトイレシート
- おむつ
- お散歩セット(首輪やリード、うんち袋、ウエットティッシュ)
愛犬との旅行に持っておくべきアイテムとしては上記6つは欠かすことができません。使い慣れているトイレシートに関しては、足裏での感触で覚えているという犬もいるので、念のため使い慣れているトイレシートを持参しておくと、トイレの失敗も少ないのでおすすめです。
持っておくと安心できるアイテム
- 食べ慣れたおやつ
- 普段愛用しているおもちゃやブランケット
旅行先では美味しいご飯が出てきたり、宿泊先によってはウェルカムおやつをもらうことができます。しかし、警戒心の強い犬の場合はウェルカムおやつを食べることができないことも多いので、普段から食べ慣れているようなおやつを持参するようにしましょう。また、普段使っているおもちゃや、ブランケットを持参することで、安心してより楽しい旅行を過ごすことができます。
まとめ
出典:PhotoAC
さて今回は、これから愛犬との旅行を計画している人に向けて基本的なルールやマナーなどを紹介してきました。いざ愛犬との旅行といっても、なにから準備すべきなのか分からないという人も多いかと思います。是非今回の記事を見て参考にしてみてくださいね。愛犬との時間はかけがえのないものです。あなたと愛犬にとって楽しく思い出に残る旅行になることを願っています。