愛犬と長距離旅行に行きたい人必見!移動中で気をつけることは?
いよいよ夏も本番となり、旅行を検討する飼い主さんたちも多いのではないでしょうか。
近場でのお出かけも楽しいと言えば楽しいですが、どうせなら愛犬と楽しい思い出をつくるのはもちろんのこと、飼い主さんとしてもリフレッシュしたい!という想いから愛犬との旅行を考える人も多いはずです。
いざ旅行とはいっても、愛犬も自分自身も楽しめるような場所となると、場合によってはかなりの移動時間がかかってしまうなんてこともあるでしょう。
普段なかなか愛犬が長距離の移動をすることがなく、どういった備えがあれば良いのか分からないという飼い主さんも多いかと思います。
そこで今回は、愛犬と長距離の移動を伴う旅行を計画している飼い主さんに向けて、
- 長距離の移動手段について
- 長距離移動において注意すべきポイント
- 長距離移動の際にあったら嬉しいグッズ
上記3点について紹介していきます。
これから旅行を検討するという方がいれば、是非参考にしてみてください。
目次
長距離旅行の移動手段といえば?
出典元:GAHAG
長距離の移動とはいっても、移動手段としては様々な方法があります。
それぞれメリットもあればデメリットもあるので、簡単に紹介していきます。
車
ひとつめに紹介する車は、ほとんどの方が利用する移動手段なのではないでしょうか。
車を持っていない人でも、レンタカーを借りて旅行にいくという人も中にはいるかもしれません。
レンタカーと聞くと、ペット同乗はできないのでは?と考える人もいるかと思います。
実際のところは会社によっても違いますが、
- ニッポンレンタカー:事前に予約要
- ニコニコレンタカー:事前に予約要(ケージに入れて直接座らせないこと)
- トヨタレンタカー:事前に予約要(Wクラス・Vクラス・SUVクラスのみ)
など、事前に予約をしてケージに入れることで同乗が可能なレンタカー会社も多いです。
車で長距離移動のメリットといえば、とにかく自分たちのペースで休憩なども入れることができるということです。
長距離移動は、こまめな休憩をすることが大切ですが、サービスエリアやパーキングエリアにはドッグランが併設されていることも多く、休憩を取りやすいため、愛犬・飼い主ともにストレスがかかりにくい移動方法となっています。
反対にデメリットというと、渋滞具合が読めないため、不意に渋滞にハマってしまい、休憩のタイミングが難しくなってしまうこともあるということです。
電車やバス
続いて多い移動手段が電車やバスなどの公共交通機関を利用した方法です。
電車やバスに愛犬は同乗できるのか?と考える人もいるかもしれませんが、条件を満たすことで同乗が可能となります。
現在の日本では、愛犬は手回り品と定められており、頭や体を出さないケージやペットカートなどに入ることが必須となっています。
- JR全線の場合:タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内のケージやペットカートに入っていて、ケースと動物を合わせた重さが10kg以内であること。手回り品きっぷを購入すること。
- 都営バスの場合:タテ・ヨコ・高さの合計が100cm以内のケージやペットカートに入っていて、重さ10kg以内であること。
電車やバスを利用するメリットとしては、運転免許がない人でも愛犬と気軽に遠くへ旅行をすることができます。
デメリットとしては、頭や体を完全に覆っていないといけないので、一緒に旅行をしている感覚があまりないことです。
飛行機
北海道だったり沖縄に行きたい場合は、どうしても車や公共交通機関を利用するよりも、飛行機の方が効率よく移動することができますよね。
もちろん、飛行機に一緒に乗ることはできますが、先ほども申し上げたように愛犬は手回り品と定められていることもあって、貨物扱いとなってしまいます。
そのため、飛行機に乗る際はクレートに入れて飛行機内の貨物室で預かってもらうことになります。
飛行機でのメリットといえば、とにかく移動時間を削ることができるという点です。
反対にデメリットは、普段との環境と全く違う貨物室なので、愛犬にとってはストレスを抱え込みやすい環境となっています。
普段からクレートに慣れていないと、飛行機での移動の際、そわそわして落ち着かない子も出てくるので、事前に検討や準備が必要な移動方法でもあります。
フェリー
最後に紹介する移動方法はフェリーです。
旅行する場所や出発する場所によっては、フェリー便が出ていて手軽に愛犬と船旅を楽しむことができます。
フェリーで移動することのメリットというと、乗船までの手順が少なくスムーズに乗船することができることです。
また、愛犬を預かるタイプのフェリーもあれば、愛犬と同じ部屋で移動時間を過ごすことも可能となります。
そういったフェリーの場合は、船内にドッグランもついているので、愛犬もストレスを最低限に抑えることができ、飼い主さんも安心して一緒に移動することができます。
反対にデメリットとしては、愛犬と同じ部屋で過ごせるフェリー便が少ないということです。
出発する場所によっては、フェリーが出航していない場合もあれば、目的地までフェリーが出航していない場合もあります。
愛犬と一緒に数少ないフェリー便で移動したいという飼い主さんも多いので、すぐに便が埋まってしまうので、フェリー便を利用して移動したい場合は、なるべく早めに予約するようにしましょう。
長距離旅行においての注意点
出典元:PhotoAC
注意点1.体調は万全に整えておく
長距離の移動というのは、飼い主・愛犬ともに多少なりとも体調に影響を及ぼします。
乗り物酔いをしてしまうこともあるので、旅行前は特に体調管理を徹底しておくことが必要です。
体調が多少でも崩れていると乗り物酔いをしやすく、愛犬によってはもともと乗り物酔いをしやすい子もいます。
そういった場合は、事前に動物病院で酔い止め薬を処方してもらうこともできるので、かかりつけ医に相談してみることもおすすめします。
注意点2.長距離の移動に少しずつ慣らしておく
いきなり長距離の移動をするというよりは、少しずつ移動距離を延ばすことで、愛犬も長距離移動に慣れてくれます。
車で移動するのであれば、特に環境づくりを改善できたりするので、どんなグッズが必要なのか都度改善していくこともできます。
乗り物酔いする子だったと知らなかったという飼い主さんも多いので、距離を少しずつ延ばしてみて、体調の変化をじっくり観察することで、お互いに安心して旅行を楽しむことができるはずです。
注意点3.なるべくこまめに休憩を取る
長距離移動にとって大切なことは、休憩をとることです。
車移動であれば休憩を取りやすいので、定期的にドッグランがあるサービスエリアやパーキングエリアに立ち寄るようにしましょう。
それ以外の移動手段の場合は、なかなか休憩をとることが難しいので、愛犬にとって休まる環境つくりを心がけましょう。
注意点4.なるべく快適に過ごせるように準備をしておく
とにかく長距離移動の際は、愛犬が安心して移動できる環境を整えることが大切です。
普段から使っているブランケットやクレート、おもちゃを持っていくことによって、環境の変化が多少あっても、なんとか移動を乗り切ることができるので、愛用しているグッズがあれば忘れず持っていくようにしましょう。
長距離移動におすすめのグッズ
ペットカート
出典元:Instagram @nicolunasaku_stagram
長距離移動におすすめのグッズとして、ペットカートがおすすめです。
電車やバスなどは、頭や体を隠して乗車する必要があり、ペットカートであれば全身を覆うことができます。
また、旅行先でも移動する際に便利なアイテムとなっているので、もしも公共交通機関を利用する予定だったり、いろいろな場所を巡る予定であれば、ペットカートの導入を検討してみるのもおすすめです。
ペットカートには、多頭で乗車できるものもあるので、頭数や性格に合わせていろいろな種類を見てみるようにしましょう。
ベッド
出典元:Instagram @nicolunasaku_stagram
続いておすすめのグッズとしては、ベッドです。
飛行機や電車・バスで移動する際にクレートを利用する場合、なるべくリラックスして過ごしてもらえるように、普段から使っているベッドを入れておくと、移動時間は寝て過ごしてくれるのでおすすめです。
ベッドも宿泊先で利用することができるので、宿泊先で愛犬もリラックスして過ごしてくれるので、せっかくの旅行も楽しく思い出に残る時間になること間違いなしです。
いろいろな形、素材のベッドがあるので、いろいろな商品を見て、愛犬に合うベッドを探してみてくださいね。
さいごに
出典元:PhotoAC
今回は、愛犬と長距離の移動を伴う旅行を検討している飼い主さんに、長距離移動の方法や注意点、おすすめグッズを紹介してきました。
長距離移動ともなれば、普段とまったく違う環境で、愛犬はストレスも抱えやすくなってしまいます。
せっかくの旅行ですので、お互いに楽しい時間を過ごしたいですよね。
より良い時間を愛犬と過ごすためにも、旅行において時間のほとんどを要する移動時間は、安心して愛犬が過ごせるよう事前準備を徹底していきましょう。
あなたと愛犬にとって、楽しい時間が過ごせることを願っています。